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【人事機能がないSES会社は危険!!人材流出を防ぐのは人事評価だ!】
【SES会社の人事評価をラクに!スタッフアサイン状況、収支が見える!】
中小零細企業のバックオフィスに業務改革を起こす統合業務システムの「事務SOL」です。事務SOLは人事、営業、経理、経営など各業務のデータを”ひとつ”のシステムでまとめて管理するソフトウェアです。
集計作業や転記作業の無駄をなくし、時間の有効活用を促すことに、さまざまな企業よりご好評をいただいております。
今回は、VIPソフトウェア株式会社取締役管理本部長の岡田郁二氏に、多くのSES企業の人事が抱える管理の課題と業界ならではの背景を伺いました。
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岡田郁二 |
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| VIPソフトウェア株式会社の取締役管理本部長。日々の事務作業の手間を減らすべく、自分が使いたいシステムを開発することを決意。事務SOLの基本設計を行う。 | |
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黒田実緒 |
|---|---|
| ウェブマーケティング会社を起業し一年目。事務SOLのマーケティングを担当しながら、実際に使って業務改善・経営改善していきます。 | |
人材流出を防ぐ人事考課とSES管理ツール
【1】2030年IT人材が79万人不足!SESのデキる人材は大手に捕られる!?
唐突ですけど、SES企業って、人の取り合いじゃないんですか?優秀な技術者がいればいるほど経営者からすると気が気じゃないような…。
それはあるよね!IT業界は、10年経たないうちに人材が圧倒的に不足するって言われてるしね。経済産業省も「2030年にIT人材が79万人も不足する」という発表をしているよ。
DXって言葉も流行ってますが、IT需要はぐんぐん伸びていくのに…。
SES業界でも技術者の人材不足はずっと叫ばれている。一方で、今こうしている間にも色んな企業が業種の垣根を超えてIT事業に乗り出している。でも、どこまで人が定着するかはまた別の話。
で・す・よ・ね。「採用」って上手にやればできないことはないと思っていて、採用のためのサービスも充実してるし、社員さんでも採用業務って担当できると思うんですよ、ある程度は。
でも「定着」って、真剣に社長が考えていかないとなかなか乗り越えられない課題なんじゃないかって。特に中小企業ならなおさら社長の考え方、施策が大事な気がします。
そうだね。これから大手企業は技術者を内製化していくはずなので、SES会社は優秀な技術者ほど社員のエンゲージメントを高めておかないと、すぐヘッドハンティングされて給料の高いところに引き抜かれちゃうよ。
いやぁ…自分がSES会社の社長だったらと思うと…心配で仕方がないです。
だ・か・ら「社員の人事考課」がほんっとうに大事なわけさ。そうやって焦ってるようならまだいいけれど、昔みたいに社員のことは二の次三の次で、人件費は徹底的に抑えてお客さんに出す単価は上げて…という経営がこれからの時代で通用するとは思えないよ。人材流出を防ぐ人事考課とSES管理ツール
【2】SESの人材流出を防ぐのは「本人も納得できる査定」と「行き届いた管理」
SESの人材流出は死活問題ですね。岡田さんの会社では何か取り組んでいるのですか?
「数字に基づいた社員の評価」だね!本人が、自分の評価に納得できるかどうかが重要。
年収ってどうやって決まるの?って思わない?給料って会社の売上からしか支払えないわけなんだけれど、社員のお金を稼ぐ力と、プログラマーとしての技術力って別の話なんだ。
仕事のパフォーマンスって総合的に見ないと。
自分の手掛けたプロジェクトがどれだけ利益を生んでいるのか、その数字をもとに評価しないと、本人は納得しないでしょう。
それね〜!根拠を示してほしいですよね、評価される身としては。それって直にモチベーションを左右しますよ。私の場合、金額云々よりも上司や社長がどう自分に向き合ってくれるのかを観察してしまいますね。査定に根拠がないって、ちゃんと見てくれてるのか不安だし、結構しんどいかも…。
小規模な会社だと社長への相対とか、気に入った、気に入らないで昇給判断してしまっているところも沢山あるよ。
・・・。社会全体の賃金のベースが高ければそんなに文句も出ないのかもしれませんけれど、30年間給料上がってないって言われてますからね…。
評価の基準って売上だけじゃないから、目に見えない採点、付加価値、勉強してるかとか会社によってそれぞれ見てるポイントってあると思うんだけど、客観性を持った適切な評価をしないと社員の不満は溜まる一方。そうともなれば、離職やヘッドハンティングされてしまうリスクも高まっていく……。両者にとって、何も良いことないよね。実は、うちは最近まで3年間「離職者 0」だったんだよ。
・・・。それはすごいですね!
でも過去形ってことは離職者が出てしまったんですね。
そう。このコロナでね。テレワークになって、社員の変化に気がついてあげられなかったんだ。
・・・。在宅勤務の自己管理ってそれはそれで難しいんですよね。
ずっと家にいると気が滅入っちゃうときもあるし。SES会社さんだったら一人ひとりのタスクも少なくはないでしょうし。
仕事をどんどん抱え込んじゃうんですよね〜。
事務SOLであらゆる数字の見える化、プロジェクトごとの収支も一人ひとりの実力も見えるようにして。上手く行ってたんだけど。テレワークになったからこそもっと声を掛けてあげなければいけなかったんだと反省したよ。だからさ、わかったのは数字だけを管理していてもダメだってこと。
社員の働きやすい環境づくりとか、仕組みづくりにもっともっと投資が必要になってくる時代なの。
利益をどんどんスタッフに還元して、生き生き働けるようにね。
事務SOLにもメンタルチェックの機能とかも加えようと思ってるんだ。
投資が必要ってことは、原資が要りますね。
その投資ができるように、しっかり経営、会社のお金を管理していってもらいたいね。人材流出を防ぐ人事考課とSES管理ツール
【3】「社員の稼ぐ力」は給与データと販売データを結び付けないとわからない!
・・・。ところで、「社員の稼ぐ力」って、どうやって導き出すんですか?
それを知るには給与データと販売データを結びつけなきゃいけないね!売上・支払い・給与・経費があって、利益が見えてくるからね!
ただ、中小企業では給与管理とか、販売管理とか、在庫管理など単品のソフトを使っているケースが非常に多い。
大企業向けにはあらゆる経営データを一つに統合する「BI(ビジネスインテリジェンス)」と呼ばれるツールが存在するけれど、中小企業向けには作られていない。
だからExcelを使って、単品ソフトから吐き出したデータを手作業で結びつけて計算し直す、っていう手間が発生しているわけ。その分ミスも増えてしまうし。
本当は一箇所に入力したらデータが出来上がるわけだから、事務作業は終わってるはずなのに、データの管理をバラバラにしていることで余計な手間が掛かってしまっているわけね。
例えば給与管理データだけ見ていても、「あぁ、この人の収入はいくらだった。この人はできるから高いねぇ。この人はちょっと安い。」…で、その次に進めない。
その人の稼ぐ力はいくらなんだ?というのがそれだけではわからないよね。
「じゃあまた新しいソフト契約しなきゃ!」となるんだけど、csvを取り込むのが面倒だとか、エラーで時間がかかるとか、無駄が発生してるんだよねぇ。
自分がやってきたことだからよく分かるよ。(笑)
事務SOLだとそういったデータがまとまって、人事評価ができるくらい細かく分析できるんですか?
取引先ごと、案件ごと、担当者ごと、スタッフごと、部署ごとにも数字が見えるよ!技術者一人ひとりが出している収益が一目でわかる。
だから昇給とか賞与の査定がすぐ判断できるし、本人にも見せてあげることができるんだ。
外部パートナーを登録することもできるしね。
ほ〜。それは社長の「悩む時間」もだいぶ削減できそうですね!人材流出を防ぐ人事考課とSES管理ツール
【4】事務SOLはSES営業事務の業務改革にも◎
テレワークで、SES技術者のメンタルやモチベーションをこれまで以上に管理しなきゃならないとなったら、ストレスチェックとか、誰かが定期訪問するとか?やっぱり誰かの手を空けるなり、仕事のやり方を変えて空いた時間を作っていかなきゃ、管理まで手が回らないですよね。
そうなんです。なのでSES会社は営業や事務の業務改革が求められていて、いかに効率よく担当スタッフやプロジェクトを進行管理するか。
営業なら月末には締め作業、請求書発行があるし、色々と管理しながら案件も取って来ないといけない。
その時に一目でスタッフのアサイン状況、「いつまで、どのプロジェクトに、誰がアサインされているか」を把握できたらすごく楽になるんだよ。
それがわからないと次の営業を掛けられませんからね。
社員もいれば外部の人もいるし、契約形態も違うしまとめるのも一苦労なんだよ。エクセルで管理していた頃はさ、まず左端の列に技術者の名前。
その人の仕事がいつまで~、契約期間がいつからいつで~と、日付を入力して、やっと作ったエクセルをソートを掛けて、誰がいつから空くのか考えて、それでやっと営業をかけられる。ものすごくその一連が手間に思えたんだよ。
聞いただけで頭がパニックです。
今はもう事務SOLのスタッフアサイン状況という機能を使って、スタッフの先々のスケジュールが一目でわかるようになってるよ。画期的なポイントは、棒グラフでデータを視覚的に把握しやすく表示していること。
エクセルではデータを集計できたとしてもグラフで見やすく出すまでに、また一手間かかる。
事務SOLならデータを入力しただけで、棒グラフが出てきてくれるからね。
確かに、棒グラフなら誰が見ても一目瞭然だ!
それも、たとえば事務SOLで契約書を作るときに、「Aさんが何ヶ月間、どの企業に出向」という案件概要だけじゃなく、金額や期間のデータも一緒に入れちゃう。あとは分析結果が棒グラフで確認できる。データ入力の手間も、見比べる労力もカットできるんだから、やっぱり便利でしょ。
もはや事務SOLがないと営業できないと思います。。。書類の作成とかも苦手…というか出来ることならやりたくないので…。
営業目標を決める前に、会社に事務SOL入れてくれって頼み込むと思います。(笑)
契約書作ったらアサイン状況も勝手に出てくるって最高じゃないですか!
人材流出を防ぐ人事考課とSES管理ツール
【5】リーマンショックを経験してきた者としてSES会社に一言。中長期の事業計画をぜひ立ててほしい!
最後に一つだけ伝えたいことがあるんだ。
改まってなんですか?(驚)
SES会社は「中長期の事業計画」を必ず立てたほうがいいということ。
ほう!…その心は?
SES企業って、儲けること自体はそんなに難しいことじゃないんだ。営業さえ頑張れば、努力さえすれば売り上げは上げられる。ただSES会社に残るのはお金だけで、自社に何か事業のノウハウや売る物が残るわけじゃないんだ。
確かに…。
だから景気が下がって「もう技術者いらない」とか「IT投資減らす」ってなると、ダイレクトにその波に左右されてしまう。お金が増えるときは増えるけど、減るとき減るだけなんですよ。
ノウハウがないと、社会が大きく変化したときに何もできなくなってしまう。
そうならないためにも、短期的には儲けることがまず大切。そのうえで、SES以外にも何かITの強み、自社の強みを生かした商品や別事業を立ち上げた方がいい、と、考えてるんだ。
事業の多角化ですね!それは悲惨な状況を目の当たりにしてきた、経験者の岡田さんだからこそ伝えられることですね。
うちはリーマンショックを機にサービス化したこの「事務SOL」もそうだし、その他にも中古車検索サイトとか、マイナンバーの管理ソフトなんかも提供してるんだ。だから経営を安定させて事業戦略を立てるための、第一歩としての数値化。
売り上げがどうなっている、資金繰りがどうなっているか。
いつお金がショートしそうなのか、銀行との交渉にも使えますし、それから「儲かってるなら投資しよう!」と日頃の判断ができる。
その投資はどこにするの?ということも見えてきます。人に投資するのか、新しい商材に投資するのか、もしくはM&Aで会社を買っちゃおうかとか。事務SOLを見ればね。
それこそ、2030年が来ることを前提に、人材定着のための投資ですね!!
いかに社員を大事にする経営をするか、だね!社員の満足度を上げて、数字の管理もして、利益を上げて、その利益をなるべく社員に還元していかなきゃいけない時代になっているので。
そうですね!まだまだ経営や人材について聞きたいことが山程あるんですが。また次回、聞かせてください。
とにかくSES会社さんには1アカウント無料で使える事務SOLのお試しを紹介しようと思います!
事務SOLでは1ユーザーまで無料でご利用いただけます。
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